「工房からの風から 50人の手仕事展」おいで戴いた皆様、誠にありがとうございました。
本当に、傑作選に近いというか、強烈な密度でした。
(毎度ながら、皆さんの熱意に当てられて弱っている撤収翌日・・・)
改めて実感したのですが、風というだけあって、本当に風なんですよね。
寄せ集めでも、集合でも、塊でもなくて。
進みながら、後ろにある物を孕んで、みんなである方向に向かって進んでいる感じ。
ご来場戴けた方には、そういったものが何かしら感じられたかな・・・と思います。
動きって、一番大切だと思っています。
作家というからには何か伝えんとする訳ですが、すぐ飽きられるような曲芸をやっている訳でも、誰かに言われた事をそのまま伝える伝達係でも無い。
現在にある物を受け止めて、咀嚼して、然るべきと思う方向へ繋げて行く事が肝要だと思っています。世の中なんて日々変わっていく訳だから、暮らし方や考え方も日々シフトしていくはずで、そういうチューニングをするのが仕事なんだろう。
とか思っていたら、ヒナタノオトの皆さん、1つ売れる度に展示を変える様な丁寧な配慮を目の前でやってくださるのでクラクラしてしまいました。作家さん達もみんなカッコよくて、すっかり熱中症です。ちょうど涼しくなって良かったな。と、安心しております
(某方が、夢を売るんだよ!とおっしゃっていましたが、確かにそうですね・・・。みんな、先を見ておられます。)
風とは、弱まったり強まったり、曲がったり回ったり色々あるとは思いますが、日々精進したいと思う次第。
皆様ありがとうございました。