2021/6/25

 ほうきは暮らしを整える道具だと思っています。整えるものは、物理的なゴミやチリであったり、模様替えのような大きな物だったり、時に気持ちだったり、タイミングだったり。

自身の生活の中で「調整」という事を意識する機会が多かった。
ニュース的な所で言うと、人の流れであったり、人手であったり、予約であったり…
(偶然、もらった手紙のなかに書いてあったりもした。)
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 最近はじめたことでは、
畑や自然栽培について勉強し始めました。
(竹内孝功さんなど、ベーシックな所から)
雑草や作物の根を利用して循環させていく所、菌や生態の環境を維持して任せる所が、発酵と一緒!と思って楽しく見ています。

 少し前から、健康のために筋トレ(ムキムキするのじゃなくて、キャリステニクスとかストリートワークアウトに近いやつ。お陰で、人生史上一番身体が軽い)をしているのですが、筋トレも発酵に近いなーと思いましたね(笑)
トレーニング、食事、休養が三大柱なのですが、筋肥大は回復の過程なので、負荷を与えて、如何にきちんと回復させるか…という。トレーニングで頑張るイメージが強いけれど、メインワークは、総負荷、総食事量、休養の調整でしかないように思います。(調整ばかりやるのだから、それは調子がいいはずだ)

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暮らしの形を考える機会が多いのだけれど、手仕事自体、大きな潮流やムーブメントとしては、調整や捉え直しの試みだと思っています。


工業の発達と同時に動き始めたウィリアムモリスや、民藝運動、クラフトブーム、などなど…もちろん、切り口は無数にあります。

手仕事が何を体現しているか。個人的には
、自然との付き合い方。消費のあり方や循環。仕事の仕方。ロングライフデザイン。文化や歴史との関わりと気持ち、などなどを意識する事が多いです。

 
整体師の方に、「意識する事がすごく大事」と聞いて、すごく、納得した。気付けば変える事は難しくないし、本当に悪いことは、気づかないうちに進んでいって、戻れないところに行ってしまうのだと思う。

結論としては、伝え続けるものは変わらないし、多くのものは繋がっている。作り続けよう…という事でした。

 世の中の形も、刺激や、回復、循環を繰り返して、少しずつかわっていくのだろうな~と思っています。思いや歴史の詰まっているものだから、何か気づいたり、何かの刺激となってくれる道具であったら嬉しい。

 なかなか、輪をかけて忙しくさせて戴いておりまして、展示会のお知らせです!

ずっとお世話になっているknulp(クヌルプ)さん。
地元を起点に、腰を据えて作家さんを紹介し続ける、信頼できるお店です。
お付き合いも長いので、ほうきの事も隅から隅までご紹介してくれて、ありがたいです。
昨年に引き続き、別府籠細工の西本さんとご一緒です。(バンザーイ!)

□編/組 二人展
日程:2021年7月3日(土)~7月11日(日)7日お休み
時間:11:00- 19:00
(最終日は16:00終了)
場所:knulpaa(練馬・石神井)

 

 

こちらは、二日間のイベント、久しぶりに現場に立ちます。
大学の所縁のある作家さんが集います。
澪工房さんは、無垢材で、とてもしっかりした家具を作るメーカーさん。
倉庫での開催なので、でっっかい銘木に囲まれてクラクラうきうきします。

紹介動画まで!

https://youtu.be/PmyW4RqjN8E

□HOME くらしさいこう
日程:2021年7月3日(土)~4(日)
時間:10:00~18:00
場所:㈲澪工房 札幌市白石区東札幌2条4丁目8-18

何卒、よろしくお願い申し上げます~!