年の瀬

 引っ越してから最初の冬ですが、火鉢を焚いたり炬燵に入ったり、餅を焼いたり窓に防寒を施してみたり。
嗜好に任せて、大いに冬を楽しんでおります。
来年の上海のショップへの仕込みや、ギフトショーの準備や、注文の消化など、ぱたぱた。
直近の販売などは、2月になりそうです。
最近、突風の様に幾つも取材のご依頼を戴きまして
1月5日のソトコト
1月25日のクウネル
3月3日の自休自足
などなど掲載予定。中津箒全体として出ておりまして、とても有り難いです。
 取材やお店の方など、工房からの風をきっかけに幾つも戴いておりまして。
初日は大変な嵐でしたが、とても素敵なイベントでした。先日のWSもとても濃い内容で
やらせて戴き。お礼のお手紙まで貰ってしまい。
 日々感謝。皆様の思いやりで呼吸をしております。
 民藝館も、出品をきっかけに素敵な方に多くお会い出来まして。
みんなきらきらしてるんですよね・・・眩しい
 作る事だけでなく、それでもって伝えるのが仕事だと心得ておりますので、共感して戴ける方に
扱って戴ける、観て戴けるのは正に本望と言った所です。
 そうやって、どうやって多くの人に伝えるか、変えていけるか。そう言う事ばかり考えております。
 恐れ多くも何か表現しようと言うのは、自分の意見を納得させる事で。更に向上心を持つと言う事は、
可能な限りどこまでも多くの人を変えてしまおうとする事で。夏目漱石は何らかの形での勧善懲悪をしなければ
ならないと言っておりますが、やっぱり、たくさんの人に伝えたい。変えてしまいたい。と思ったら、
誰に言われてもこれは素晴らしい事です!善い事です!って言えないといけない筈で。
 逆に言えば、誰にも必要な、素晴らしい事だと思っていたら、閉じ込めて置くのはあまりに勿体無い。やっぱり、可能な限り多くの人を変えてしまおうとするのが本当だなと・・・。
 そう言う2つの循環で動いております。夏目漱石は好きです。
 まぁ、どんなお仕事でも人に繋がらない事も、人や社会に影響を与えない事も無いので、誰にも言える事ですが。
折角やるなら主体的に、迷いなく歩みたいものです。
 
一年が終わっていくと言うのは清々しいですね。
本当に、たくさんの方にお世話になりました。来年も、変わらぬお付き合いを。

日本民藝館展

初めて入選させて戴きました。
とても可愛い建物で、素敵なものばかり並んでいます。
大体、大学でもハグレグミでしたので、団体の展示に何回も応募すると言うのもなかなか無いことなのですが、
使われる事を本当に重視した品々は素晴らしいです。
単純に、機能的ですし、可愛い。
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平成23年度 日本民藝館展 -新作工芸公募展-
2011年12月10日(土)~23日(金・祝)
休館日  月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)
時間    10:00-17:00(入館は16:30まで)
入館料  一般 1,000円 大高生 500円 中小生 200円
本館大展示室(入選作)
本館1階第1室・第2室(準入選作)
http://www.mingeikan.or.jp/events/mingeikanten.html
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先生方も、作家の皆さんも、きらきらしておられました。