愛着の湧くもの


わたなべ木工さんの、パン皿買った。(上野の松坂屋さんでお隣で)
今更ですが、木工凄いなって。
2日くらい、買うの悩んでいました所、パン皿の事を話していて、一緒に住んでいる藤川さんがさらっと2つ買ってくれて、ほくほく帰りました。食パンにジャストサイズ
それはそれで良いのとして帰って違和感を感じたのが、木目や色などを自分で選ばなかったので、テーブルに置いてからこの子とずっと過ごしていく心の準備が出来ていない事に気が付いて。
もちろん色むらが無くて、目の細かい最良の物を選んでくれていたのですがその時、思うより生活道具に含まれる愛着の役割が多いことに改めて実感しまして・・・。今更感満載ですが。もの凄い大げさな話、ペット(をお店で買うのはあまり好きでないですが)を買う時に、どのチワワでも良いよ!って買っちゃうみたいなね。
陶器とか、木工とか、何でも良いけれど素材自体の表情が無数にある物、それだけで凄い。 尊敬
でも、だからと言って愛着が自然素材と手仕事の専売特許だとも、プロダクトの限界だとも思っていないし、今自分や周りの人は欲しているけれど、それだけでものづくりが成立するとも思っていない。ものが無い時代は、買い揃えるだけでも精一杯だから、愛着なんて後付けで、こう言う考えはとてもとても豊かな事で、余裕があって、有難い事だなとも思う。贅沢病、までは言わないけれど。
機械なんかが無い時代は、直線幾何形態作るのは大変で、技術のいる事で、 ずっと目指して来て、ある段階で逆転したのだと思う。そう言う時代に鍛えられてきた技術の先にいるのだから、温もりとか手作りとか雰囲気で、ただラフに作るとかはしたくないな。胡座をかいてるし、誠意が無いと思ってしまう
慢心せず、敬意を持って、作りたい。
愛情を込めて作ったものじゃないと、使う方も愛せないね。お店で食べるより、身近な人が苦手だけど苦労して作ってくれた料理の方がおいしいみたいな 違うか
や、しかし使い始めたら急に可愛くなった・・・私のこだわりなどそんな程度
それはそうと、展示のお知らせです
・「工房からの風
日程:10月15、16日
時間:11:00~16:30
会場:ニッケコルトンプラザ屋外会場(千葉県市川市)
冊子にも、文章載せて戴きました!恐縮
手の先の道具 展
日程:10月26~11月6日
時間:
会場:吉祥寺poooL
ツタがあって、かわいい建物です 入る前に既に満足してる自分
ちょっと、どちらも私には恐れ多い顔ぶれと場所で、バッターびびってる~
おいこもう。もう