北海道に越してきて、一番衝撃的だったのは漬物だった。
隣の90歳のおばあちゃんが、漬物8樽漬けたとか、普通にいっている。
バリエーションも多い。沢庵、キャベツ、にしん、きゅうり、色んな野菜(というか、いけない野菜の方が多分少ない。)
発酵食品は身体に優しい。それに、食べ物のない季節に無理に遠くから食べ物を取り寄せて自然や人に無理をかけるより、季節のいいものを取り入れて、自然の力を借りて作物の少ない季節は過ごす、というはお金もかからないし、すごく豊かな事だと思う。そういう、かっこいい暮らしがしたい。

八百屋のお姉さんが勧めてくれたので、三升漬ってのを、作ってみました。青南蛮に醤油と麹で発酵させたもの。辛くて、お米が無限に食べられる…!が、三升も作ったという事は、本当に米と漬物で冬を乗り切ったんだろう…!
昔の和食とか、少食とか、見直されている感もあるけど、本当に再現するとなかなか厳しいんじゃないかと思う。過食もよくないけどね。
容れ物は石見焼。屈強なので、中身が凍りがちな北海道にもよく売りに出していたそう
そろそろ、大根が箱で売り出されたり、米袋みたいなサイズで糠の売り出される近所のスーパー。沢庵も今年はやってみたい。

と、思っていたのでやってみたたくあん。(吊り方が適当で崩れた…!けど干せた。)
やはり近くの八百屋、人生の先輩がたむろしているお店で話を聞く。
時期になると値上がりする、などは聞いていた通りで、タイミングがけっこうシビア。(早く浸かりすぎない様すずしくなってから、でも氷点下になるとスが入る。11月辺り)
とはいえ、味噌に比べたら、干して混ぜた材料を入れるだけなので拍子抜けするくらい簡単!冬の野菜高を乗り切るぜ。これはおすすめです。

糠、塩、ザラメ、ウコンやだし粉末などは面倒なのでたくあんの素を買いました。



詰めて、ドン!で、終わり!
水が上がってきたら、重石を軽くします。
時期は適当でしたがよく漬かってました。
既製品より、酵母のイキがいいのでいいですね。

にしん漬けもおいしいです。
隣の90歳のおばあちゃんに貰って、衝撃的においしかった・・・!
内地の人間としては、たんぱく質を漬けられるというのが衝撃であった・・・
おばあちゃんも、正確に何かレシピを見てってのもないので、大まかに聞いてから、自分で何か参考にする。
身欠きにしんの袋にも書いてあるし、


古本で大正時代のレシピも見てみた。
(とにかく、昔は何斗とか何十本とかで、規模がすごい(笑)
麹菌も、めちゃめちゃ強いので、そんなに失敗はない。大体、3%くらいの塩を使う、というのと、下漬けして野菜の余分な水分を抜くとベター、という認識ですね。

バリバリに発酵食品だし、おかずにもつまみにもなるし嬉しいです。冬の間、ずっと食卓に添えられる一品。助かります。
ちなみに
北海道では、ぬか漬けは殆んどやらないらしい。八百屋のおばちゃんに、東京の人は何でもぬか漬けするんだって~?と、都市伝説みたいに言われた。
こんな漬物王国で、なんでやらないのか分からないけれど、冷蔵庫がないと凍ってしまうから?数か月単位で出来る漬物が豊富にあるから?それにぬか漬けは漬物としてはショートスパンで、新鮮な野菜が細々手に入るには向いているけど、夏に一気にとれて、大量に保存。というやり方には向いていないからかな。とも思う。